リンク

部長ご挨拶

心臓血管外科部長・教授  別所 竜蔵

日本医科大学千葉北総病院、心臓血管外科では平成19年4月に新体制となってから、8年の月日が経過いたしました。この間、院内各科はじめ地域の医療機関の先生方の多大なるご支援、ご協力を賜りながら多数の診療実績を挙げてまいりました。とりわけ手術症例数は、平成18年度以前は年間100~120例でありましたが、新体制発足の平成19年度以降年々増加し、平成24年度には300例を超えるようになり、以来現在まで増加傾向が継続しております。新体制発足以来、心臓血管外科手術症例は累計で、1915例(平成27年3月末)に達しておりました。また極めて良好な手術成績を維持しており、公式データベースに基づき術前に計算された予測手術リスク(国内版、国際版ともに)に比較して、実際の手術成績は有意に良好でした。平成26年度より、人事異動に伴い藤井正大准教授が医局長として当院に赴任され、ますますパワーアップしております。当科スタッフ一同は、多忙であれば多忙であるほど、より高いモチベーションを発揮し、日々懸命に診療に取り組んでおります。今後とも、諸先生方にはより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

当科では、確固たる科学的根拠に基づいた治療戦略(サイエンス)と、外科医として必須の精緻な手術手技(アート)、そして、患者さんに信頼され、ともに泣き、ともに笑える人間同士のつながりを重視した信頼関係を構築すること(ヒューマニティ)それぞれに、より高みを目指しながら日々全力を尽くしています。また、診療内容の高い透明性と平易で分かりやすい説明を尽くしてまいります。

外科医に求められる条件には、サイエンス、アート、そしてヒューマニティがあると思います。そのどれ一つとっても不十分であったとすれば、私どもの理想とする外科医には近づけません。

まず医療に携わる者であれば当然の、科学的根拠を常に念頭に置きながら診療を行う姿勢であります。独りよがりの思い込みを排し、確固たる科学的根拠に基づいた治療戦略が求められます(サイエンス)。目新しさばかりを追いかけるのではなく、現時点で、何が最も有効な治療法なのか、またその治療法の長期にわたる有効性を常に追求し続ける姿勢を貫いてまいります。

また、外科医としては当然のことながら、精緻な手術手技(アート)を身につけておかなければなりません。慢心することなく、常に合理的かつ無駄のない手術手順を熟慮し、精緻な手技の研鑽に努めてまいります。

さらに、患者さんの痛みや苦しみに共感し、患者さん一人一人の個性を最大限尊重できる人間でなければなりません(ヒューマニティ)。手術後の患者さんの生活の質をより高めていくためにも、信頼関係の構築に全力で当たらなければなりません。

当科では、外科医としての条件をこのようにして位置づけ、外科医である限りそれぞれにより高みを目指して、止まることなく歩み続けてまいります。

〒270-1694 千葉県印西市鎌苅1715 TEL: 0476-99-1111 FAX: 0476-99-1991
Copyright © 2013 学校法人日本医科大学 All rights reserved.